真性包茎の治療では翻転を行うことがある
真性包茎の治療方法には様々なものがあります。その中の1つが翻転であり、この施術では包皮の外側を手でずり下げて亀頭を露出する方法を言います。これはメスを使わない施術であるため、子どもでも受けることが出来ます。包皮にメスを入れることに抵抗のある方にうってつけの方法といえるでしょう。
ただし、この施術においては高い技術が求められます。技術のない方がこの施術を行うと傷をつけてしまう恐れがあるからです。そこで翻転の施術を行う際には軟膏やローションなどを使用します。摩擦を減らすことによって安全に施術を行うことが出来ます。
どんな真性包茎でも翻転の施術を行えるわけではありません。クリニックなどで診断を受けた上でどの手術が良いのかを判断することが大切です。いきなり施術を施すことが出来ないケースも多く、その場合では軟膏を数日から数週間にわたって塗り、準備を整えていくことが必要となることもあります。
翻転の方法と注意点について
翻転は専門の技術を必要とする施術であり、素人に行うことは出来ません。素人が大まかな知識でこの施術を行ってしまうと怪我などの原因となります。翻転を行っているクリニックに行き、真性包茎の診断を受けた上で施術に臨むようにしましょう。包皮が向けて亀頭が出来た後も包皮をもとに戻すことが大切です。
翻転を行うと一時的に包皮が向けるようになることもありますが、完全に治療が改善していない段階でむいた状態を保つと皮膚のむくみによって戻らなくなってしまいます。この状態は真性包茎ではなくカントン包茎と呼ばれます。そうなることがないようにクリニックの医師の指示を守ることが欠かせません。
真性包茎の治療の際には状態を改善することはもちろん、真性包茎を他の包茎にしてしまうことがないようにすることも大切です。体に無理のないように包皮を剥く習慣をつけることにより、状態の改善を見込むことが出来るようになります。
まとめ
真性包茎の治療には翻転だけでなく、メスを使った施術もあります。これらは選択できるケースもありますが、症状に合わせて選ばざるを得ないケースも少なくありません。いずれの場合でも真性包茎の状態をクリニックなどで診断してもらい、そのときに必要となる治療を行うことが重要といえます。
翻転を行うためには長い準備を要します。そのため、長い時間をかけて治していくと意識することが治療を完了させることが大切といえるでしょう。